お髭処blog

ドイツのものを中心としたボードゲーム・カードゲームのプレイ記録・感想を中心としたブログです。最新のドイツゲームから、紀元前から伝わるゲーム、旧西ドイツ製のレアゲーム、日本伝統の博打まで幅広くプレイしています。

ドーフロマンティック ボードゲーム/Dorfromantik: Das Brettspiel (ネタバレ無し)

「ドーフロマンティック ボードゲーム」は、今年2023年にドイツ年間ゲーム大賞(SDJ)を受賞したボードゲームです。協力ゲームです。全プレイヤーが協力して高得点を目指します。元はSteam(PCゲーム環境)や Nintendo Switchビデオゲームだそうです。パズル的タイル置きゲームです。キャンペーン形式で何回も繰り返しプレイしてゆき、色々な要素を「アンロック」してゆきます。

今回2人で連続プレイ。

六角形のタイルをめくっては、全員で協議して既に置いてあるタイルにくっつけて置きます。ルールに従って登場する、数字の書かれたチップの条件を満たすと得点です。例えば、「森」の「4」チップの下の森タイルを絵が繋がるように4枚連続に繋げるとチップを回収して4点となります。「カルカソンヌ」を連想します。「4」、「5」、「6」の順にチップがうまいこと登場すれば、効率よく得点するチャンスです。また、3枚連続を作ってチップの登場を待つのは有効に思えます。クワークルに近いプレイ感です。

タイルを置く際は、全ての絵が繋がっている必要はありません。しかし、「鉄道」と「水路」の絵は繋がっている必要があります。これがしんどいのと同時に、ゲームを単調とせず、考え所を作っています。

1プレイ1時間程度。要素をアンロックするたびに高得点を狙いやすくする新要素が登場します。「レガシー」システムとは少し異なり、完全に初期状態に戻すことができるようです。これまで12ゲームプレイしました。

ファミリー向けでしょうが、ゲームデザインの路線が好きです。

1人から6人用とありますが、大人だけでのプレイであれば1人か2人プレイを強くお勧めします。合議でタイルを置くだけなので、多人数だと時間が掛かるだけだと思います。