「「本」を通してのコミュニケーション」(http://www.muji.net/lab/theme/book/column/100908.html)を読んだ。
これまでは、これまであったアナログな仕事をデジタル化して、高速化・拡大する事が基本であり中心だった。人脈や雑談、口コミまで含めて。しかし、これからはレコメンドシステムや集合知的な、コンピュータとインターネットが初めて可能にした事を、アナログな方法で、そこに行かないと出来ないように狭い範囲や、感受性に訴える質感豊かな方法に落とし込む事例が次々と出てくるのではないかと思った。
いや、もしかしたらそれも含めて AR や触覚に訴える技術が解決するのかもしれない。あるいは、一部の豊かな人のだけのものになるのかな。
http://www.muji.net/lab/theme/book/column/100908.html「本」を通してのコミュニケーション |くらしの良品研究所|無印良品」
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その本棚の空いたスペースには、このマンションの住人の誰もが自由に本を置けるのですが、基本は、人に勧めたい本、読んでもらいたい本を置くこと。そして、本を置くときには専用のタグが用意されていて、そこに推薦文を書くところがポイントです。すでに置かれている約150冊の本にも、その本を推薦するコメントが書かれています。もちろん本を読むこと自体も楽しいのですが、人の書いた推薦文や感想を読むのも、また楽しいものです。既に読んだことのある本でも、そこに書かれてあるコメントを見ることで、同じ本の違う良さを発見できるかもしれません。
でも本当の狙いは、そのコメントを通して住人同士が仲良くなっていくこと。本を通して、ただ挨拶をしていただけの人たちの間に共通の話題が生まれてくれば、と考えたのです。「あの人、こういう本が好きなんだ」「へー、こんな推薦文を書くんだ」などなど。推薦してくれる人の考え方を知ることで、その人に急速に親しみを感じたり、そのパーソナリティーを知ったりもできるでしょう。...