007 ワールド・イズ・ノット・イナフ

テレビで、「007 ワールド・イズ・ノット・イナフ」を観ました。007っておバカ映画だと思うんですよ。主人公は真面目な顔をしたまま、お約束的にあり得ないことをノリノリでしまくるという。
そんなお約束をしっかり守った映画でした。ちょっと目を離しているとお話が進んでいたりするスピード感がありますが、同時に多少見逃してもアクションシーンを見ていれば楽しいと。ジェームズ・ボンドの乗ったボートが陸を走ったり（ショートカットだ！）、ジェームズ・ボンドがスキーをしたり（雪崩にも負けないぞ！）、武装したヘリコプターに拳銃一つで立ち向かったり（ヘリの装備は巨大のこぎりだ！）と、主人公の超人ぶりを楽しむことができます。
ボンドは紳士だから、戦闘でもなかなかネクタイは外さないし、緩めもしないんですよね。でも、ネクタイをしたまま水中に潜った時は首元を緩めていました。いや、それでは息は楽にはならないだろうって突っ込んじゃいましたよ。
楽しい映画でした。