お髭処blog

ドイツのものを中心としたボードゲーム・カードゲームのプレイ記録・感想を中心としたブログです。最新のドイツゲームから、紀元前から伝わるゲーム、旧西ドイツ製のレアゲーム、日本伝統の博打まで幅広くプレイしています。

「デモンパラサイト」と「シャドウハンターズ」で遊んで来た

昨日も TRPG & ボードゲームの日でした。「デモンパラサイト」と「シャドウハンターズ」です。

デモンパラサイト (Role&Roll RPGシリーズ)

デモンパラサイト (Role&Roll RPGシリーズ)

デモンパラサイト

デモンパラサイトは初めてでしたが、遊びやすくていいですね。
まずは値段安い。基本ルールが1000円、上級ルールが1700円くらいです。結果的に参加者の多くがルールブックを持っている状態でゲームをすることができます。これは便利です。
次に、ルールブックに表を多用している。これは初めて見たときに分かりやすいし、RPG のルールでよくある様に何度も見る時でも情報が整理されていてみやすいです。僕の様にルールブックを持っていない人がゲームのときだけ見ても分かりやすいし、持っていても全てのページに目を通しているとは限らないから、分かりやすいというのはゲーム時間の短縮にもつながっていいですね。
そして、この辺は好みが大きい部分だと思いますが、ロールプレイを盛り上げる仕組みがルールにあるのがいいですね。ダイスの振り直しをすると、PC に取り憑いている悪魔がよりちからの増していき、PC も強くなりますが、「暴走」する可能性があります。暴走とまでは行かなくても、ちょっとした暴れ方をすることもあります。この暴れ方がゲームを盛り上げます。真・女神転生RPG基本ルールや真・女神転生RPG誕生編を思い出します。PCの姿も変わってくるのでロールプレイにも影響が出ます。
ちなみにこのゲーム、PCに動物を選ぶことができます。今回PC7人(多い!)中1人が(悪魔憑きの)人間、6人が(同じく悪魔憑きの)動物でした。会話が成り立たなくてゲームが崩壊するんじゃないかと GM は悩んだようですが、GM の苦労もあってか面白いゲームでした。
敵ボスの能力を PC が見抜き、ルールブックを見ると「エナジー(ヒットポイント)」が空欄になっていたのには驚きましたが、初版の誤植はこの世界のお約束でしょうか。

シャドウハンターズ

シャドウハンターズは先週ずいぶんやりましたが、前回は5人、今回は8人です。シャドウ3人、ハンター3人、ニュートラル2人になります。人数が多いと、正体がばれると皆から攻撃されてすぐに死亡するかと思いましたが、攻撃のレンジが届かないと攻撃できないのでそうでもありませんでした。しかし、ダイスによってはそうなりかねないので、うかつに正体を明かせないかなとは思います。同じ理由で、うかつに攻撃もしにくいようにも思えます。特に今回、ニュートラルのチャールズで早めに攻撃して失敗しました。