お髭処blog

ドイツのものを中心としたボードゲーム・カードゲームのプレイ記録・感想を中心としたブログです。最新のドイツゲームから、紀元前から伝わるゲーム、旧西ドイツ製のレアゲーム、日本伝統の博打まで幅広くプレイしています。

イグゾースト/Exhaust (ソロプレイ)

イグゾーストは OKAZU brand によるインディーズ・ボードゲーム(カードゲーム)です。2022年作品。敗者を一人だけ決める珍しいゲームです。15分程度の短時間ゲームです。

15枚ある手札をポーカーに似た役・コンボを作って場に出してゆきます。コンボを出すと、手札が増えたり、パスをする事ができる「時間魔法カード」を取得する事ができる場合があります。手札をコンボにして出す事ができなくなると敗北です。毎手番に手札の補充はありません。

ルールを読むと非常にシンプルで、一見「ゲームになっているの」と思います。

今回1人でプレイ。ソロプレイです。

ソロプレイではダミープレイヤー(NPC)と戦います。

最初、手札を少数ずつ出すか、できるだけ補充か時間魔法カードの取得があるようプレイします。しかし、あるとき気づくのです。このままでは手札を抱えたままコンボを作る事ができず(=手札を出す事ができずに)ゲームに敗北すると。これは単純ではないハンドマネジメント(手札調整)が求められるのです。

また、各コンボの種類ごとに前の人よりも大きな数字のカードを出さなければいけないだとか、枚数を多く出さなければいけないだとかの縛りが発生します。多人数プレイの場合は、その縛りが厳しくなって、プレイヤー間のインタラクションが増えると思います。

短時間ゲームですが考えどころがあるゲームです。