いつの間にか、amazon.co.jp で任天堂製の手本引きの札が取り扱い開始。
これまでは、田村将軍堂の品だけだったはず。販売は、マーケットプレイスを利用した、「@タフコーポレーション 」というところですが。
任天堂のサイトにも、次のページでわずかに触れられているだけの品なのです。
http://www.nintendo.co.jp/nom/9909/teach/page02.html教えてエラいひと!!/トランプ以外についても教えて!! 〜花札、株札、サイコロなど〜
地方札について
ところでリコ編は、宇治小倉工場で『株札』なるものを見た。花札の製造ラインで、株札も作ることがあるんだとか。いったい、株札ってなに!?
「やっぱり、花札みたいな遊びの一種なんですよ。おもに、関西で需要がある札なんで、見たことないかもしれませんね」。(余談だが、インタビューのあとに和歌山のコンビニに行ったら、花札と並べて確かに株札が売られていた! メジャーだったのね。)
すると山田さん、豪華な刺繍が入った表紙の、分厚いアルバムを取り出した。「こういうのがあるんですけどね、いろいろな地方札とかをアルバムに貼ってあるんですよ」。地方札とは、特定の地方で遊ばれている札のこと。あきらかに花札の流れを組んでいると見られるものもある。山田さんによれば、現在使われている花札は“ハ々花”と呼ばれるモノ。そのほか、絵柄はそのままにサイズを小さくした“小花”、和歌が織りこまれ、新潟・富山県下で遊ばれる“越後花”、東北地方で遊ばれる“奥州花”、通常の花札より2カ月少ない“虫花”などが、アルバムからあらわれた。
また、なかには株札に近いものや、数字を図案化したものなど、花札とは違う流れのものも収録されていた。関西地方で遊ばれる“張札”や“豆一六”、四国地方で遊ばれる“目札”などがそれだ。任天堂の名前や、○に福の字の“マルフク”という任天堂のブランド名が書きこまれた札もある。ここに収録されている札はいずれも古いものだが、なかには現在でも作られていたり、在庫のあるモノもあるそうだ。
張札 大統領 黒
張札手本引きと言えば、神保町の奥野かるた店で、若い女性店員さんに、「手本引きの繰り札(くりふだ)が欲しいんですが。」と言ったら、「えーと、繰り札って親の札ですよね・・・?」と、ちょっと自信なさそうに答えてくれたのを忘れる事ができません。そこまでわかってくれるお店は、きっと他にはないでしょう。追記
ヤフオクにて張り札柄手ぬぐい発見! http://bit.ly/gqprZ3