お髭処blog

ドイツのものを中心としたボードゲーム・カードゲームのプレイ記録・感想を中心としたブログです。最新のドイツゲームから、紀元前から伝わるゲーム、旧西ドイツ製のレアゲーム、日本伝統の博打まで幅広くプレイしています。

2008年夏休み訪問ゲーム会 2回目 その1「King's Court/キングスコート」

またもやストーンRさん宅にお邪魔して2人でボードゲーム
今回プレイしたのは次のゲーム。今回も古いゲーム、日本では未発売のレアゲーム揃っています。

  • King's Court/キングスコート
  • 10 Days in Asia/10 デイズ イン アジア
  • Oh-Wah-Ree/オワリ
  • ZATRE/ツァトレ

ダーツ

いきなり見出しと違う内容で恐縮なのですが、この日はダーツから始めました。そう、ストーンRさん宅には本物のダーツがあるのです。しかも、得点計算等の処理を自動でやってくれるソフトダーツと、天然素材で作られたハードダーツがあります。もうゲームなら何でもあるといった感じですね。
今回はソフトダーツで3ゲーム楽しみました。

King's Court/キングスコート

さて、ボードゲームです。キングスコートというゲームです。最近の同じ名前のゲームとは別のものです。(2008年8月11日追記:ストーンRさんからご指摘をいただきました。「カードゲームの『キングスコート』の発売が83年で、ボードゲームが89年なので、カードゲームの方が古いようです。」とのことです。ご指摘ありがとうございました。)
もうなくなってしまた日本のメーカーから発売されたゲーム。ゲーム自体は古典ゲームだそうです。ストーンRさんはポータブル版もお持ちでした。将棋やチェスやカタンが出ているあのサイズです。
箱絵。

これがしびれるアブストラクトゲームでした。この感覚は「フォーラム・ロマナム」以来です。
次の写真が初期配置。規則的に並ぶ駒が美しいですね。盤面も今駒が乗っている所だけ使います。このチェス盤とはまた違う交互に並んだマス目も美しい。

ゲーム自体はルールはシンプルでありながら非常におもしろかったです。
勝利条件は、相手の駒を全て取るか、中央の色が違う区画から相手の駒をすべて排除することです。
このルールが奥深く、また、騎士の乱戦の情景が浮かぶものとなっています。
騎士たちが陣形を組んだり、背中合わせで戦ったり、敵の隙をついて大暴れする様子が目に浮かんでくるのが不思議です。
陣形を研究すると、またゲーム性が変わってくるかもしれません。
コンピューターゲームにしても面白そうですね。