お髭処blog

ドイツのものを中心としたボードゲーム・カードゲームのプレイ記録・感想を中心としたブログです。最新のドイツゲームから、紀元前から伝わるゲーム、旧西ドイツ製のレアゲーム、日本伝統の博打まで幅広くプレイしています。

猫村さん、プルートー、若者はなぜ3年で辞めるのか? などを読む

たくさん Amazon から本が届いた上に本屋で本を買う。夜遅くまで本を読んだ後にブログ書いてます。

きょうの猫村さん 2巻

きょうの猫村さんの2巻を1時間かけて読む。猫の猫村さんから見た人間模様が面白い。

きょうの猫村さん 2

きょうの猫村さん 2

  • 作者:ほし よりこ
  • 出版社/メーカー: マガジンハウス
  • 発売日: 2006/05/31
  • メディア: コミック

PLUTO 3巻

一緒に買った浦沢直樹のPLUTO3巻を読む。45分。相変わらず緻密なストーリー展開が面白い。そうえば、先日行った東京都写真美術館でも賞を取ったとして紹介されていた。

PLUTO (3) (ビッグコミック)

PLUTO (3) (ビッグコミック)

若者はなぜ3年で辞めるのか? 年功序列が奪う日本の未来

「若者はなぜ3年で辞めるのか? 年功序列が奪う日本の未来」を読む。2.5時間。これを読むと、日本で将来今の若者が暴動を起こすんじゃないかと思えてくる。これを読んで、完全に未経験の内容の仕事をするのは大変なんだよなあ、うまくいかない事も多いんだよなあと言う考えがよぎった僕は、この本で言う昭和的価値感の影響を受けてしまっているのだろうか。

「...学生は偏差値や性別などとは無関係に、明確に二つのグループに分けられる様になりました...」
一つは、明確なキャリアプランを持ち、そのために努力し、厳選採用に対応して正社員としての地位を獲得できるグループ。もう一つは、「ただ、なんとはなしに」有名な企業ばかりに応募し続け、なかなか内定が取れないグループだ。
前者は仕事というものに対してきわめて高い意識を持つが、...
ただし、その優秀なグループには同時に欠点もある。彼らは就職までのプロセスにおいて、あまりにも「仕事に対する意識」が高くなりすぎているのだ。
その結果、彼らが入社後、希望していた業務と実際に割り振られた業務にギャップが会った場合、強烈なフラストレーションを抱え込む事になる。

おお、痛いほどわかるぞ。
現代日本社会の一面をうまく切り取って表現したいい本だと思う。

若者はなぜ3年で辞めるのか? 年功序列が奪う日本の未来 (光文社新書)

若者はなぜ3年で辞めるのか? 年功序列が奪う日本の未来 (光文社新書)

  • 作者:城 繁幸
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2006/09/15
  • メディア: 新書
他にも、Amazon から「グーグル・アマゾン化する社会」(5月2日のエントリーで書いたテレビ番組ガリレオチャンネルに出演していた、森健氏の著作だ)、「DIGITAL RETRO」、「オラクルマスター教科書Silver Database Oracle9i問題集【DBAI】編」他が届く。
もう少し速く本が読める様になりたいところ。