お髭処blog

ドイツのものを中心としたボードゲーム・カードゲームのプレイ記録・感想を中心としたブログです。最新のドイツゲームから、紀元前から伝わるゲーム、旧西ドイツ製のレアゲーム、日本伝統の博打まで幅広くプレイしています。

Ruby で Cocoa を期待

higedice2006-06-10

コンピュータを使っていると、同じ作業を何度もすることがある。そういう時は、その仕事をするプログラムを書いてしまえばらくちんである。最近も Mac を使っていてそんな事があった。
Mac では、UNIX のターミナルがあって、sh や AWKPerlRubyPythonPHP が標準でインストールされているので、他のコンピュータで身につけた技能が利用できる。
でも、気軽に使いたかったので、テキストボックスやボタンがついたウインドウのアプリケーションにしたい。
Mac OS X の OS のディスクには標準で Xcode という Windows でいう Visual Studio にあたるソフトがついている。それを利用すると、様々なプログラミング言語で開発ができるのだけど、ウインドウ付きのアプリケーションとなると Objective-CJavaAppleScript から選ぶ事になる(ようだ)。Cocoa というフレームワークを利用する。
とりあえず一番気軽だという AppleScript で書く事にしたのだけど、どうも型の扱いが面倒だ。しかし、かなり色々な事ができて、Windows でいうフォームにコントロールを並べるのは非常に簡単であることがわかった。
ところで、Mac で主力の開発言語は Objective-C らしいけれど、聞きかじりでは実行時に型が決まるかなり動的な言語という事である。ダイナミックObjective-Cという連載があるくらいだ。Ruby を思わせる。
AppleCocoa Java API は今後アップデートしないという。もしかして、次期 Mac OS XLeopard」では RubyCocoa をサポートしたりはしないだろうか。Mac 以外ではあまり利用されていない Objective-C を身につけても、他の環境でその技術を利用しにくいという点がネックだったけれど、Ruby ならば事情が違う。少々期待してしまう。

追記
Ruby で Cocoa は既にあった