お髭処blog

ドイツのものを中心としたボードゲーム・カードゲームのプレイ記録・感想を中心としたブログです。最新のドイツゲームから、紀元前から伝わるゲーム、旧西ドイツ製のレアゲーム、日本伝統の博打まで幅広くプレイしています。

SOMPO美術館・川瀬巴水旅と郷愁の風景展へ行ってきた

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東京・新宿のSOMPO美術館(旧東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館)へ行ってきました。「川瀬巴水 旅と郷愁の風景」の展覧会が目的です。ビルの上階にあると聞いていましたが(行ったことはない)いつの間にか専用の建物が建っていました。

大正から昭和にかけて活躍した版画家・川瀬巴水(1883~1957)の回顧展です。巴水は、微風に誘われ、太陽や雲、雨を友として旅に暮らし、庶民の生活が息づく四季折々の風景を生涯描き続けました。それは近代化の波が押し寄せ、街や風景がめまぐるしく変貌していく時代にあって、日本の原風景を求める旅でもありました。その版画制作を支えたのが、浮世絵版画にかわる新しい時代の版画《新版画》を推進した版元の渡邊庄三郎でした。二人の強固な制作欲は、海外にも通用する木版「美」の構築をめざし、今や巴水の風景版画は、郷愁や安らぎをもたらす木版画として多くの人々に愛されています。

https://www.sompo-museum.org/exhibitions/2020/kawasehasui/

明治以降も浮世絵の伝統を引き継いだ版画家がいたのは面白いですね。風景版画は作品の良し悪しだけでなく、知っている風景や住んでいた場所が描かれていると見入ってしまいますね。

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その後は、お気に入りのカフェハイチで昼食。コロナ禍なので昼は帰宅して食べる予定が、美術館にいる時間が長くなってしまったのでした。

そして、イエローサブマリン新宿店を覗いて帰りました。(「イエローサブマリン新宿ゲームショップ改め新宿店・移転後店舗へ行ってきた2021年」)