お髭処blog

ドイツのものを中心としたボードゲーム・カードゲームのプレイ記録・感想を中心としたブログです。最新のドイツゲームから、紀元前から伝わるゲーム、旧西ドイツ製のレアゲーム、日本伝統の博打まで幅広くプレイしています。

ナショナルエコノミー/National Economy (コロコロ堂による2025年復刻版)

ナショナルエコノミーは2015年に発表された日本のインディーズボードゲーム(同人ゲーム)です。2025年11月にコロコロ堂が復刻しました。今回はその復刻版です。

各プレイヤーは近代国家の企業経営者です。労働者を雇用し、仕事を割り振って自企業を発展させつつお金を稼ぎます。

サンファン形式(→「サンファン2/Puerto Rico Das Kartenspiel」)で手札を捨ててコストを払って建物を建築し、ワーカープレイスメント(文字通りの労働者の設定)の仕組みで行動を決定します。

今回4人でプレイ。

サンファン同様にコンボで効率を上げて進めたいですが、リソースがカツカツ(常にぎりぎり)です。サンファンではゲームの展開にしたがってカードのコンボで生産力が上昇し、どんどんとカードを引く枚数が増えてどんどん使って行くのが楽しいと同時に有利となって行きます。しかし、ナショナルエコノミーでは労働者に賃金を支払わないといけません。そして、賃金はゲームの展開に従って上昇してゆくのです。

労働者による生産以上に給与が多くては、企業は成り立ちません。仕方なく投資や新規雇用を抑えて、目の前のキャッシュフローをなんとかします。しかし、社会全体に流通するお金も限られており、なかなか思った通りにはできません。カツカツです。ワーカープレイスメントでの定石、とにかくワーカーを増やす・確保する作戦は単純にはできません。

実プレイ時間は1時間弱。内容は本格派。

繰り返しプレイすればするほど上達する、やり込み型の中量級ボードゲームです。高評価。

リンク