お髭処blog

ドイツのものを中心としたボードゲーム・カードゲームのプレイ記録・感想を中心としたブログです。最新のドイツゲームから、紀元前から伝わるゲーム、旧西ドイツ製のレアゲーム、日本伝統の博打まで幅広くプレイしています。

私とラジオ その3 - 深夜アニメ・ゲーム系番組の時代

私とラジオ その2 - 青春アドベンチャーの時代」の続きです。

中学3年生のとき(1993年)、青春アドベンチャーを発見して(恐らく)数ヶ月後、(確か)土曜日の夜11時を過ぎた頃にラジオをつけるとラジオドラマを放送中でした。そして、それをよく聞いてみると「ダークエルフが…」などと言っているのです。「レジェンド・オブ・クリスタニア はじまりの冒険者たち」なる番組でした(確か最終回)。文化放送です。

どうも、文化放送では金曜日と土曜日の深夜にアニメ・ゲーム系の30分番組が複数放送中なのでした。だいたい声優さんが司会をしていて、ラジオドラマや最新情報を提供していました。当時テレビゲームにのめり込んでいた僕は、それらを聴きあさるのでした。最初は夜更かしもできなかったのですが、だんだん夜更かしができるようになってくるのでした。ちなみに、文化放送では深夜2時代の番組では「こんばんは」と挨拶しますが、3時になると「おはようございます」と挨拶が切り替わります。

その後、TBSラジオも本格的にこの分野の番組に力を入れ始め、寝る時間が削られるのでした。これには別の問題もありました。同じ時間帯に別の放送局で聴きたい番組があると(ラジカセが2台ないと)両方は録音ができないため、どうしても深夜に起きていなければならないのです。そもそも、録音に使うカセットテープもそんなに長時間録音はできないし、タイマー録音機能もうちのラジオにはなかったので、どうしても夜更かしとなるのでした。それに加えて夕方6時から9時頃までのプロ野球中継が長引くと(ラジオは試合終了まで放送する)その後のアニメ・ゲーム系番組が中止となったり、時間がずれたりします。録音の大敵でした。放送局が異なる聞きたい番組が同時間帯になってしまったりもしました。放送時間の情報を得るために、聞きたい番組が始まるずっと前からラジオに注目する必要がありました。この問題は、文化放送の番組内で声優の冨永みーなが怒りの声を上げて以来良くなった気がします。

番組の存在を知るのも難しく、新聞のラジオ欄を凝視しました。ただでさえ面積が狭いラジオ欄の中でも深夜番組はさらに狭く、それらしい単語や完全に省略されて何も書いていないところを前後の番組から予想してラジオを聞いてみるのでした。

電波の入りが悪い放送局もありました。それでも聞きたい番組もあり、我が家では電波の入りが悪かったラジオ日本(ニッポン放送だったかも)のアトラスがスポンサーの番組(「流星野郎のゲーム業界裏情報」かも→「相原誠吾 - 真・女神転生シリーズ&アトラス スタッフ情報Wiki」)で「真・女神転生if...」のCMが聞こえたときは興奮したものです。

深夜番組を聴くのは受験勉強をしながら、高校入学後は勉強をしながらではあったのですが、携帯ゲーム機のゲームボーイウィザードリィ外伝のソフトの存在があったと思います。

今思うと相当に入れ込んだものですが、1998年に大学に入ると、通学時間が長くなったのと学業がそれなりに忙しくなったので、深夜番組からは離れてしまうのでした。

追記:続きを書きました。