10年位前に遊んだことがあるなー、確か前日にメビウス便でついたばかりと聞いたようなー、と思ったら既に12年まえでした(→ 2月28日 第86回「水曜日の会」)。今日聞くとカルカソンヌのデザイナーによるゲームらしく、過去とは別の視点で見ることができそうです。
基本的にはすごろくで、自分自身の駒(各自一つ)を早く前方に進ませた人の勝ち。これについては、「すごろくとは本質的には得点トラックである」との指摘が。これは鋭い。むしろすごろくよりも後の時代に登場した得点トラックがあるゲームは、複雑なすごろくなのだという指摘を受けた気がします。
木でできた建物を建築すると得点です。それぞれ面積が異なり、後に他の人が建てたそうな場所を妨害気味に大きな面積の建物で埋めたりするのが戦略的になるところ。この気の建物の質感もいいですね。
建物を陸地に建てると、その島に面したところにコマを置いているプレイヤーに得点のチャンスがあるのが目新しいところ。でも、あまり機能していないかなー。
ゲームの複雑さの割にはややプレイ時間が長いのも気になります。
とはいえ、気軽に遊ぶことができる良ゲーで、ドイツゲーム的魅力があるボードゲームだと思います。
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リンク
- ヴェネチア http://www.gamers-jp.com/playgame/db_gamea.php?game_id=2595
- Venedig | Board Game | BoardGameGeek https://www.boardgamegeek.com/boardgame/27306/venedig