お髭処blog

ドイツのものを中心としたボードゲーム・カードゲームのプレイ記録・感想を中心としたブログです。最新のドイツゲームから、紀元前から伝わるゲーム、旧西ドイツ製のレアゲーム、日本伝統の博打まで幅広くプレイしています。

バック・トゥ・ザ・フューチャー カードゲーム/Back to the Future: The Card Game


映画・バック・トゥ・ザ・フューチャーをカードゲーム化。各プレイヤーの行動が歴史に影響を与えます。自身が望む(カードで指定された)歴史に盤面のイベント表を書き換えたら、ブラウン博士にタイムマシンを発明してもらって勝利!
派手な効果のカードが多く、派手に展開が変わります。同席者からは効果が乱暴との声も…。
カードの種類がとてもたくさんあります。英語なのに! 言語依存高いってやつです。印刷されたセリフを読んでテンションを上げて、英文テキストの効果を読むのがいいとの声も。しかし、英語のセリフやシーンが書いてあるカード群を見るとテンションが上がるのは確かです。世代なのです。
場に並んだ歴史イベントのカードは裏返すと歴史が変わります。あの谷の名前が変わったりします。それが、それぞれ連動して変わる事があるのですが、それが緻密でマニアック。製作者の映画愛を感じます。
歴史イベントを苦労して目的の通りに揃えて、最後の締めは運次第…。「ここまでやって運かよ!」との声も皆から上がりましたが、映画を気軽に追体験して盛り上がるにはいいんじゃないでしょうか。(大変なのは英語だから説)




ところで、映画バック・トゥ・ザ・フューチャーを通しての悪役、ビフ・タネンはドナルド・トランプをモデルにしているという話で、今Google画像検索に「バック トゥ ザ フューチャー ビフ」と入れると、トランプの写真ばかりが出てきます。
さらにところで、10年前の9月に映画バック・トゥ・ザ・フューチャー3作目を見まして、それまでいまいちだと思っていたその映画を見直しました。その際に短いブログ記事を書いているのですが、全然そのときの感想を書くことできていない。
そこで言いたかったのは、ブラウン博士は科学者倫理や使命感と恋愛のどちらを取るべきか悩みます。そして、一度は科学者倫理を選んだように見えるものの、やはり恋愛を取ったように見えるのです。しかし、頭脳明晰な彼はそれを両立して見せた。そこに感動がある。この映画の主人公はエメット・ブラウン博士なんだと思わせるラストなのです。