お髭処blog

ドイツのものを中心としたボードゲーム・カードゲームのプレイ記録・感想を中心としたブログです。最新のドイツゲームから、紀元前から伝わるゲーム、旧西ドイツ製のレアゲーム、日本伝統の博打まで幅広くプレイしています。

平泉で中尊寺・毛越寺観光 - 岩手旅行2017夏その5


NPO法人盛岡ボードゲームクラブ、はてブボードゲームオフ会 - 岩手旅行2017夏その4」の続きです。
岩手旅行2日目。
岩手県奥州藤原氏といえば、日本の中世における地方豪族隆盛の象徴です。その奥州藤原氏の栄華を感じさせるのが今回訪れた中尊寺毛越寺(もうつうじ)。特に中尊寺金色堂はそれを直接に感じさせるものを今に残しています。

行きの電車で、台風が大阪に近づいていることを改めて確認しました。飛行機が飛ばない可能性があるためです。最悪飛行場に泊まることになりそうです。そこで、翌日以降の予定を大幅に変更します。
具体的には、(高松への直通便がないため)大阪まで飛行機で行き、バスで高松へ行く予定を取りやめました。岩手旅行3日目朝から大阪へ向かう予定でしたが、夕方までいて、そのまま新幹線で川崎へ帰ることにしました。
平泉駅で帰りの新幹線の切符を購入。その他切符のキャンセル代や手続きについて駅でスマホとウェブで調べました。
キャンセル料は、飛行機はタダ、大阪高松間のバスは1人300円位、帰りの岡山・品川間の新幹線は1人500円位でした。安いものです。



安心したところでお土産屋さんに荷物を預け、中尊寺へ出発。駅前にレンタサイクル屋さんもありましたよ。
金色堂は仏像の配置が独特だそうです。その配置に立体感があり、見る向きによって別の趣があります。金よりも螺鈿の輝きが美しいと感じました。あとから中尊寺ウェブサイトの通信販売ページを見ると、これがオリジナル螺鈿万年筆の取り扱いがあるんですね(セーラー万年筆社製)。
途中のお茶屋さんも歴史を感じる建物で良かったです。
またここは、松尾芭蕉が江戸から出発して折り返した所だそうです。

夏草や兵どもが夢の跡 (なつくさや つわものどもが ゆめのあと)

有名なこの俳句はこの辺りで読んだものだそうです。改めて芭蕉のすごさを感じます。見えるものは、野や畑、田んぼです。実際それを俳句に読みあげつつ、この地の歴史・過去の情景を重ねるのです。短い句に景色と時間の流れとを感じさせるのです。
途中弁慶餅などいただきながら山を下ります。この辺りは餅食がいいという話ですよ!
昼食はわんこそばをいただく予定でしたが、間食でお腹もそこそこふくれていたので、中尊寺駐車場横のお土産屋さんでわんこじゃないそばをいただきました。









毛越寺(もうつうじ)へ移動。
ここも奥州藤原氏の栄華を感じさせる寺です。とにかく規模が大きい。そして、今は失われた〇〇堂跡という立て札や柱の礎石にかつての規模と富とを感じさせます。




2017年8月16日追記

続きを書きました。

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