ミヒャエル・シャハト(シャフト)のゴールドをくにすら(id:knsr)とプレイ。
ルール読んだだけではゲーム感が想像できず。エレファント的後ろ向きゲーかとビクビク。箱絵怪しいし、ルールに「〜はできません」という記述多し。
数字のマジック的な、考え所有りなデザイン。多分、完全にカウンティングできる人か、超ゲーマーか、超やり込まないと面白くないんじゃないかなあ?
2011年8月25日追記
一日経って読み直すと、まったくもってこのゲームが面白くなかったように読めるので追記。
まず、このゴールド、プレイ人数が2人から3人という非常に珍しいと言うか挑戦的なデザインとなっています。そしてデザイナーは、テストプレイをしてくれる友人が2人しかいないとも噂される位3人で遊ぶと面白いカードゲーム、ボードゲームを作ってきたミヒャエル・シャハト(シャフト)。コロレットやズーロレットをデザインした人です。ズーロレットでドイツ年間ゲーム大賞を取った後に、大作ボードゲームではなく、小さな短時間カードゲームを出してきただけで、コロレット大好きな僕としては期待してしまうわけです。
ゴールドのルールを読んで驚かされるのは、手札という概念が無く、プレイヤーそれぞれの「場札」がある点です。つまり、手札は公開情報なのです。ゲームでは、カードが中央の場札と複数のプレイヤーの場札を往き来します。いや、公開されたカードをプレイヤー達がどう動かすかを考え、決断するゲームなのです。決断次第で他のプレイヤーが動かせる場札が変わり、得点が変わってしまうのです。その何手も先を考えるのが面白い。そして、考えが足りなかった事を思い知るのが面白い。
そういう意味で、シャハトショップことゲームフィールド店長に Twitter で教えてもらった通り3人がベスト人数なのでしょう。