お髭処blog

ドイツのものを中心としたボードゲーム・カードゲームのプレイ記録・感想を中心としたブログです。最新のドイツゲームから、紀元前から伝わるゲーム、旧西ドイツ製のレアゲーム、日本伝統の博打まで幅広くプレイしています。

ボードゲームやカードゲームにおける「ゲームの賞味期限」

デッキをプレイする機械もそんなに悪くない」の、「ゲームには賞味期限がある」というところに、思ったよりも反響がありました。また、読み返してみると説明の展開が論理的でないところもありました。ですので、ボードゲームやカードゲームにおける「ゲームの賞味期限」について改めて書きたいと思います。
「ゲームには賞味期限がある。」という言葉は、僕が考えたのではなく、やハンドルネームやすやすさんから、2007年5月に秋葉原で開催されたダイスゲームの会の打ち上げで聞いたことです。
それはつまり、こういう意味です。4年近く経っているので、記憶力の問題で、僕の後からの解釈が加わっているかもしれない事はご了承ください。

  • ゲームはやり込み過ぎると、たとえそれが非常に面白いゲームでも、ある時期から面白くなくなる事がある。
  • その時間的・回数的期間を「賞味期限」と呼ぶ事にする。
  • 賞味期限は、それぞれのゲームにより異なる。
  • 賞味期限が短いゲームを、それだけを理由に面白くないとするのは適切ではない。賞味期限まで楽しめたのならば、それはポジティブに評価する要素がある。

ここから先は僕の解釈であり、考え。
賞味期限が過ぎて、面白く感じなくなるとは、次の要素が積み重なった状態である。

  • 飽きた。つまり、ゲームにおける状況が経験済みで考える要素がなくなった。新しい発見が無くなった。→メディチ・インパクトでリチャード・ガーフィールドも発見があり続けると・・・という話をしている
  • 必勝法が見つかった。つまり、パズルとなった。→ゲーム探検隊参照
  • そのゲームの面白い考え所とどうすれば勝てるか見通しがついてしまった。

考えた

よりゲームを楽しむには、購入するか迷っているゲームの下調べをし過ぎると、自分自身にとっての、そのゲームの賞味期限を縮めるのでは。
あの人気ゲームをカードゲーム化! は、結局得点計算同じ仕組みなんでしょ、と極めて短期間しか楽しめない危険がある。
シンプルなカードゲーム版を先に遊んで、後からボードゲーム版を遊びたい、というのはあるかもしれない。
以上、陸ゲ部からお送りしました。