お髭処blog

ドイツのものを中心としたボードゲーム・カードゲームのプレイ記録・感想を中心としたブログです。最新のドイツゲームから、紀元前から伝わるゲーム、旧西ドイツ製のレアゲーム、日本伝統の博打まで幅広くプレイしています。

「○○するだけの簡単なお仕事です」- 2011年1月うりぼうの会

女子高制服百科かるた」の次は、先月末のコミックマーケット冬コミ)でみそさんが手に入れてきた同人ゲーム(インディーズゲームと呼んだ方がいいのかな?)、「○○するだけの簡単なお仕事です」。
「○○するだけの簡単なお仕事です」とか、「誰でもできる簡単なお仕事です」とは、ネットスラング的な言葉です。その辺のネタが好きな人が集まっているので盛り上がりました。

(以下、用語は正確じゃないかもしれません。)
親手番の人が、場に出ている簡単なお仕事カードから一つ、仕事を選び、手札から道具カードを裏向きに出します。仕事には難易度の数字があり、道具カードに書かれた数字がその範囲ならば、その仕事を達成した事になり、仕事毎に異なる得点が入ります。ただし、難易度は、「2〜5」の様に下限と上限があります。さらに、親手番プレイヤーの道具カードを表にするよりも前に、他のプレイヤーも手札から道具カードを裏向きに出す事ができます。そして、一斉に表にして、その合計を簡単なお仕事の難易度と比べるのです。
面白いのが、その簡単なお仕事や道具が、ブラックジョークに満ち溢れているところです。お約束の「お刺身にタンポポをのせるだけの簡単なお仕事です」などから、「お前、世間知らずだから騙されてるよ、犯罪だよ!」と言いたくなるネタの数々。道具は、「バールのような物」から「バール」まであります。
この方向のキワドイ表現の面白さは、商業流通には乗せられないでしょうね。

繰り返しになりますが、ネットスラング的なネタが好きなメンバーで遊ぶと盛り上がるゲームだと思います。

リンク

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