お髭処blog

ドイツのものを中心としたボードゲーム・カードゲームのプレイ記録・感想を中心としたブログです。最新のドイツゲームから、紀元前から伝わるゲーム、旧西ドイツ製のレアゲーム、日本伝統の博打まで幅広くプレイしています。

テンデイズゲームズに開店前から並んで行ってきた

「水曜日の会」主催のタナカマさんが「テンデイズゲームズ(TendaysGames)」というオンラインショップをやって一年と半年弱、8月20日(金)に東京は三鷹駅近くに実店舗を開店するという事で、行ってきました。

振り返ると、3年程前に水曜日の会に行ったのがきっかけで、ボードゲームにのめり込み、そこで知り合った人達と今でもゲームをする仲になりました。こうしたゲーム会の感想をブログに毎回書いていたら、疎遠になっていた Magic the Gathering 繋がりの友人がそれを読んでいて、クローズドなボードゲーム会に呼んでくれ、そこに参加していた人と結婚までしてしまいました。振り返ると参加した回数は多くはないのですが、水曜日の会は思い入れのあるゲーム会です。

初めて水曜日の会に参加した時のブログ記事
第75回 水曜日の会

さて、当日は花を用意して開店する12時の5分前に到着。既に人が並んでいました。


先頭は草場純さん。さすがです。僕は8番目の客でした。ちなみに一番最初に帰ったのも草場さんです。最初に買い物をしたかどうかは・・・未確認。

参考
ゲーム探訪記(1999/8/3-6) - ゲーム研究家・草場純さんの研究を収集するサイト

ついに開店。店内に入ると、まずはおすすめゲームとおぼしきゲームが積まれています。他店ではあまり置いていない、テンデイズゲームズ独自輸入のゲームが中心です。開店セールとは言え、すごい割引率に驚きました。

店内は木のぬくもりのする、明るい内装のお店でした。ゲームがプレイできる机もあります。とても大きな机です。
写真は込み合う店内の様子。しゃがみ込まないと見えない商品がないのもいいですね。


テンデイズゲームズというと、そもそも他店では輸入していなかったり輸入をやめてしまったゲームを掘り起こして独自に訳したルールの日本語訳をつけて販売しているイメージがありましたが、店頭ではそれだけでなくメビウスゲームズが輸入したメジャーメーカーの定番ドイツゲームホビージャパンによるアメリカゲームの日本語版が多くありました。お店の方針がうかがえますね。
混雑する店内を見渡す店長。

2時間程お店でタナカマ店長や他のお客さんと話していたのですが、次々と開店祝いの花が届くところに、タナカマさんの人望と商売の繋がり広さを感じます。
店内では「Tumblin-Dice/タンブリンダイス」をプレイ。大きな木の板の階段にダイスを投げ込むのが何とも楽しい。音もいい。ただ、6面ダイスの数字をかけ算で得点を出すのは幅が広すぎかな。複数の種類のダイスを手持ちで始めて、好きな順番でプレイする事ができるルールだと戦略性も加わりつつ複雑にならないでいいかなーなどと考えました。

買ったのは、タナカマさんが10点満点とお勧めする「Twixt/ツイクスト」の中古を。2人用アブストラクトゲームです。故アレックス・ランドルフ師匠の作品。1962年と書いてあります。

次に「ROBOT MASTER/ロボットマスター」。ライナー・クニツィアのデザインのテンデイズゲームズ独自輸入のゲーム。プレイ人数は1人・2人、または4人。今、2人で短時間で遊べるゲームを求めているのですよ。

そして、ケルトカルカソンヌニンテンドーDS版。ああ、これは帰る途中に iPhone 版が出ている事を思いだし、さらにその直後に予約していた iPhone 4 が入荷と iPhone 3G に留守電が入っていたんですけれどね。


チャック付きのビニールの袋をおまけでくれました。いやいや、こういう消耗品こそ売り物として置いてくれないと、ゲームを買う気がないときに寄りにくいよと余計な心配をして忌ましました。
リアル店舗ならではのレシート。10番目の買い物客になったのかな?

そうそう、Table Games in the World のおのさんにやっとご挨拶できました。今まではてなブックマークなどオンラインでのおつきあいはある程度あったのですが。
最後にタナカマ店長と奥さま。手に持っているのは店長のおすすめゲーム、「ウントチュース」です。ディープなゲーマーに人気のマーティン・ワレス(ウォレス)のデビュー作をテンデイズゲームズが作者に連絡を取って日本語版として再版したオリジナル商品です。

リンク

2010年8月24日追記