お髭処blog

ドイツのものを中心としたボードゲーム・カードゲームのプレイ記録・感想を中心としたブログです。最新のドイツゲームから、紀元前から伝わるゲーム、旧西ドイツ製のレアゲーム、日本伝統の博打まで幅広くプレイしています。

COBOL/S とは

はてなキーワードに「COBOL/S」の項目を作ってみた。

プログラミング言語の一つ。
COBOL85NEC が独自に拡張したもの。同社の汎用機メインフレーム)、ACOS(エイコス)用のコンパイラWindowsコンパイラがある。
NEC のサイト「製品紹介: COBOL85 MFA 開発環境 ソフトウェア | NEC」によると、Windows 版のコンパイラは、「Open COBOL Factory 21/COBOL/S for Windows」という商品名で、Windows Server 2008Windows Server 2003 に対応している。定価は500,000円。
NECラーニング社が、研修のコースを用意している(2010年3月現在。参考:コース概要|NECラーニング株式会社)。つまり、現在もある程度の規模で使用されていると推測できる。

http://d.hatena.ne.jp/keyword/COBOL/S

ちなみに、標準化されている COBOL85 と NEC 独自拡張の COBOL/S の両方のプログラムを仕事で書いた経験から、感覚的に言うと COBOL/S は、COBOL85 をC言語風(PASCAL風なのかもしれない)の構造的な書き方ができるできるようにした言語というイメージ。しかし、僕は COBOL85 風に書いたコードしか見た事がない。
ちなみに、COBOL85 で、"MOVE A TO B" と書くところを、COBOL/S だと、"B := A" と書く。
どうやら、WindowsコンパイラNEC から発売されているようなので、元ホスト系エンジニアで引退した世代の方には、50万円で購入して、Windows 用のソフトを作って公開してほしいものである。

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