「第3回調布たづくりボードゲームの会 その2」の続きです。
ABCゲーム(All Ball Call ゲーム/オール・ボール・コール・ゲーム)
マンカラをもとにしたと思われる、国産ゲーム。何と多人数でできます。マンカラ好きの僕としてはそれだけで期待してしまいます。ものの大きさも大きく、オワリよりも目からの満足感があります。
次の写真の様に、1人につき1つのゲーム盤を持ち、それをくっつけて盤面を作ります。
そして、マンカラっぽいゲームを繰り広げるわけですが、オール・ボール・コール・ゲームでは、先に自分の盤からボールをなくしたら勝ちです。そして、勝つとなんと自分の盤を抜き取るのです。そして、両端のプレイヤーの持ち盤をくっつけます。4人から3人になる場合は、四角形から三角形になるわけです。これはすごい。おもちゃメーカーにマンカラをもとにゲームを作る人がいた事に尊敬の念を持ちます。
ゲームとしては完全情報公開型のアブストラクトゲームなのですが、4人だともう先など読めません。他のプレイヤーが最前手を打つとは限りませんし。そういう意味では、気軽にプレイできるゲームだと思います。
リンク
- play:game オール ボール コール ゲーム http://www.gamers-jp.com/playgame/db_gamea.php?game_id=1839
- 「袋小路」第20回例会 20051119 http://www.rumic.gr.jp/~arai/2005/20051119_fukurokouji.html
手本引き
なんて事をやっていると、思宴会組の5人が到着。手本引きを2卓立てます。16人を4人ずつの組に分けて、得点を競っての大会形式にしました。
結果
卓1
名前 | 壱 | 弐 | 参 | 四 | 卓内順位 | 総合順位 |
---|---|---|---|---|---|---|
いーせる | -7.6 | 0 / -7.6 | 4.0 / -3.6 | -7.2 / -10.8 | 3 | 10 |
K | -2.9 | 2.6 / -0.3 | 8.1 / 7.8 | -3.4 / 4.4 | 1 | 8 |
くにすら | -0.2 | -7.1 / -7.3 | -2.1 / -9.4 | -5.2 / -14.6 | 4 | 11 |
ストーンR | 10.7 | 4.5 / 15.2 | -10.0 / 5.2 | 15.8 / 21.0 | 1 | 3 |
卓2
すとれい | 9.0 | 11.8 / 20.8 | 9.2 / 21.0 | -0.9 / 20.1 | 2 | 4 |
---|---|---|---|---|---|---|
かなぽん | 6.0 | -2.8 / 3.2 | -6.4 / -3.2 | -20.0 / -23.2 | 3 | 15 |
TAMA | -8.0 | -7.0 / -15.0 | -10.8 / -25.8 | -6.8 / -32.6 | 4 | 16 |
まっちゃん | -7.0 | -2.0 / -9.0 | 8.0 / -1.0 | 27.7 / 26.7 | 1 | 2 |
卓3
ひげダイス | -2.8 | 7.2 / 4.4 | 1.8 / 6.2 | -1.2 / 5.0 | 2 | 7 |
---|---|---|---|---|---|---|
ヤオ | 2.4 | -12 / -9.6 | 0 / -9.6 | -13.2 / -22.8 | 4 | 14 |
みそのう | 1.2 | 8 / 9.2 | -10.3 / -1.1 | 14 / 12.9 | 1 | 6 |
伊藤 | -0.8 | -4.2 / -5.0 | 8.5 / 3.5 | 0.4 / 3.9 | 3 | 9 |
卓4
ノート・ラ | 29.2 | -7.0 / 22.2 | 5.8 / 28.0 | -1.2 / 26.8 | 1 | 1 |
---|---|---|---|---|---|---|
ぬのかわ | -11 | -8.6 / -19.6 | -2.8 / -22.4 | 0.9 / 21.5 | 4 | 13 |
アンシー部屋取り | -9.6 | 18.5 / 8.9 | 2.1 / 11.0 | 4.1 / 15.1 | 2 | 5 |
やましん | -8.6 | -2.9 / -11.5 | -5.1 / -16.6 | -3.8 / -20.4 | 3 | 12 |
手本引きはかなり盛り上がり、「俺、絶対ギャンブルやらねー」との声も。まあ、やましんさん、本当に掛けていたら204万円の負けですからね。
ちなみに、今回僕は手本引きのために龍の手ぬぐいを用意しました。
Zombiegeddon/ゾンビゲドン
そして、また手本引きの裏で行われていたのが、僕が持ち込んだ新作「Zombiegeddon/ゾンビゲドン」です。これには僕も参加しました。
これがクニツィア先生がデザインしたゲームなのですが、やたらと淡々としたゲームでした。
世界の終末が近く訪れる事を知った人物を操るゲームです。核の冬の前と後で盤面のチップが入れ替わるのが面白いところです(女神転生、真・女神転生の大破壊前と大破壊後みたいだ)。ちなみに、通り抜けることができないバリケードと、ワープできるマンホールの位置は変わらないのが戦略的と言えるでしょうか。
何かもうちょっと達成感と言うか、盛り上がるポイントが欲しくはあります。
リンク
- play:game ゾンビゲドン http://www.gamers-jp.com/playgame/db_gamea.php?game_id=3864
- 世界遊戯倶楽部 『思宴会(しえんかい)』 ファ熊さん宅とたづくりボードゲーム会 http://fukuchigames.blog43.fc2.com/blog-entry-255.html