お髭処blog

ドイツのものを中心としたボードゲーム・カードゲームのプレイ記録・感想を中心としたブログです。最新のドイツゲームから、紀元前から伝わるゲーム、旧西ドイツ製のレアゲーム、日本伝統の博打まで幅広くプレイしています。

2008年10月 訪問ゲーム会 その1

ストーンRさん宅にお呼ばれしてボードゲームの会。Aozora さんと N川さんの4人でボードゲームです。

Evergreen/エバーグリーン

最初にプレイしたのが、「エバーグリーン」。デザインは1999年のドイツ年間ゲーム大賞を「ティカル」で獲得した、クラマーとキースリングのコンビだそうです。

各歌手がそれぞれの色のレコード盤に見立てられていて、それを取り合い、タイミングを見て得点を精算します。人気(=得点)が持ち主を移動するたびに上がっていくのですが、ある時を境に急に下がるのもポイントです。

レコードの形をしたコンポーネントが何ともいいですね。
その色のカードの得点が高いプレイヤーの所にレコードが移動するので、得点の低いカードを他人に押し付けたり、高いカードを自分に置いたりするので考え所が多いゲームです。

得点

<第1ゲーム>

N川 Aozora ストーンR ひげダイス
1 26 48 24 54
2 88 30 24 25
3 22 34 12 35
F 18 20
131 130 80 119
順位

<第2ゲーム>

N川 Aozora ストーンR ひげダイス
1 19 54 54 16
2 60 27 32 68
3 30 25 28 25
F 20 20 10
129 106 134 119
順位

クルクルハンバーガ

1984年の国産ゲームです。電池とモーターでくるくる回るメニューを見ながら、出来るだけ素早くしていのメニューを作り上げます。

次の写真の真ん中の黄色い部分にプレイヤーごとにメニューのカードが入ります。そしてそこがコマの様にくるくると回転します。周辺のトレイから材料を探し出して組み立てます。

こんな風に出来上がります。

最初は、こんな高速回転するメニューを見ながら組み立てるなんて無理だろうと思いますが、Aozora さんが順調に組み立てます。なにー。しかし、不思議と慣れてくると、メニューが1回転するたびに1つの材料を組み立てられるようになり、さらに慣れると1回転で複数の材料を組み立てられるようになります。この進歩が楽しいです。

得点
プレイヤー名 得点 順位
Aozora 3点 1位
N川 1点 2位
ストーンR 0点 3位
ひげダイス 0点 3位

Money Lisa/マネー・リサ

競りと双六が組み合わさったゲームです。絵画を競りで取り合いますが、得点は自分の取得した絵画の組み合わせによって異なります。


実際の絵画のカードが美しく雰囲気が出ます。

次の写真の盤面の中央が双六部分となります。双六と聞くと運の要素が大きくてプレイヤーの選択肢が少ないゲームという印象を受けてしまいますが、マネー・リサはそんな事はありません。かなりプレイヤーの選択肢が広い双六となっています。
まず、ダイスが6面でありながら、その内2面は1から4の好きな数を選ぶことができる目となっています。それに、マスも星マークは好きなマスへ移動することができる印です。ですので、他のプレイヤーのカードや場に出ている競り対象のカードを見ながら手を考えなくてはいけませんん。なかなか考えさせられるゲームです。

得点
プレイヤー名 得点 順位
Aozora 60点 4位
N川 64点 3位
ストーンR 73点 1位
ひげダイス 64点 2位