お髭処blog

ドイツのものを中心としたボードゲーム・カードゲームのプレイ記録・感想を中心としたブログです。最新のドイツゲームから、紀元前から伝わるゲーム、旧西ドイツ製のレアゲーム、日本伝統の博打まで幅広くプレイしています。

2008年7月 自宅ゲーム会 その1 Acquire/アクワイア

チームひげダイスのメンバーの、アンシー部屋取りとカナポンがある用事で僕の家にくることに。
しかし、この2人、TRPG者であったりMTG者ではあっても、ボードゲーマーではないにもかかわらず、アクワイアはボードがすり切れて字が読めなくなるほどやって事があるのです。そこで最近僕がアクワイアの新版を買ったと聞いて出せ出せとうるさい。
ちょっと昔の話しをすると、千葉県は西船橋駅前に、かつて「トレーディングカードボードゲームの店 シュトルモビク」というお店がありました。当時 Magic the Gathering というトレーディングカードゲームが大人気で僕達もだいぶやっていました。しかし、当時は何ともプレイする場所が近所にない。その頃出来たのがシュトルモビクでした。

ゲームギャザ2000年6月号に初登場したシュトルモビクの広告

僕は当時通っていた大学が遠かったのであまり行けなかったのですが、アンシー部屋取りとカナポンは通い詰めていました。
その頃に Magic の他にやり込んでいたというのがアクワイア。M川店長の私物を使い、ボードの文字がすり切れて読めなくなるほどプレイしたそうです。そして、その頃アクワイアが再版されると購入してまたプレイしたと。
僕もそのころたまにシュトルモビクには行ったのですが、そのときに2回ほどこの2人を含めてアクワイアをプレイしました。しかし、レベルの差がかけ離れていてあまり面白くなかった記憶が。しかし、とても戦略的なゲームだとは思いました。
とにかくそんないきさつで、この日もまだ未開封だったAcquire/アクワイア開封して3人でプレイすることに。
ルールをよく覚えていない僕に対し、ほんのちょっとだけインストしてゲーム開始。
次の写真はゲームが始まった所。

ちょっとゲームが進んだ盤面。ついに潰れるホテルがでそうです。

さらにゲームが進み、潰れない規模のホテルも登場。この頃、僕の手元には大量と株券と現金が集まって来ていました。

次の写真の時点でカナポンとアンシー部屋取りが投了。やり込み過ぎの彼らには、もう勝てないということがわかったらしい。左手にあるのが僕の株券と現金。下の現金は銀行。上の株券は銀行。右の株券はカナポンの株券。

終了時の盤面のアップ。

なんと、僕が勝ってしまいました。
とても戦略的で、やり込めるゲームですね。ここでホテルをつぶすと、1位の自分に現金が入るが、2位にも入ってしまうのでどうしようかなどと色々考えることがあります。さすがは1962年から遊ばれ続けるシド・サクソン(キャントストップなどをデザイン)の名作。
プレイ時間は40分でした。
箱に難あり。仕切りがないので100円ショップで小袋を買わないと持ち運んだり、箱を立てて保存できないなあ。何かいいアイデアあったら教えてください。