2月17日に投稿した、「ドンキホーテで「チケット トゥ ライド」999円!しかし・・・」に merao さん(id:merao)からコメントいただき、東京近郊でアナログゲームを販売していたお店、トライソフトについて色々知りました。
このトライソフト、2007年2月15日に全店閉店したそうです。merao さんに教えて頂いたサイトの記事、「ReadMe!Girls!の日記・雑記: トライソフト」に詳しい情報があります(トラックバックを送りました)。「少し調べてみました」の情報源がないのがなんですが・・・)
トライソフトは東京近郊の新宿・秋葉原・町田などに展開していたお店です。僕は Magic the Gathering/マジック・ザ・ギャザリングの格安店として利用していました。他にも、アメコミや輸入トレーディングカードやカタンのボードゲームを置いていました。今思うと、アメリカからの輸入ホビーの店だったのかもしれません。Magic the Gathering の人気拡大と合わせるように店舗数を拡大して行きました。よく新宿店と秋葉原店に行きました。何度か町田店に行った事もあります。
1000円でボードゲームと言えば、トライソフトというゲーム屋の町田店(東京都)が開店のときに、開店セールとしてドイツ語のカタンが1000円でした。僕はその時カタンを買いました。多分2つ目の外国語のボードゲームです。その時は友人2人に頼まれて、合計3つ買ったように記憶しています。8年位前だと思います。その2人は今はマイミク。そんな事を思い出しました。
http://d.hatena.ne.jp/higedice/20080217/ticket_to_ride#c1203336322
なんて思い出もあります。
ボードゲームの世界に足跡を残したのは、Die Siedler von Catan/カタンの開拓者たちのドイツ語版の輸入販売と、同ゲームの日本語版の発売でしょうか。
トライソフトが出していたマジックゲーマー向けの冊子に記事が載っていたのでよく覚えています。結局僕はトライソフトでドイツ語版のカタンを買いました。日本語版が出た直後だったと思います。
僕が通っていた8年位前は、トライソフトの競合店はイエローサブマリンだったと思います。何しろ同じ商品を扱い、店も近くでしたから。
でも、イエローサブマリンは残り、トライソフトはなくなりました。なぜでしょうか。
扱っている商品を、時流に合わせて変更できなかったのでしょうか。例えば、イエローサブマリンでは、ゲームセンター向けカードゲームのシングルカードを扱うようになり、ドイツゲームも数多く扱っています。昔からイエローサブマリンに行くと、値段は高いけれど、欲しいものを扱っているという印象でした。商品に付いてもそうでしたし、有料のデュエルスペースなんて、ゲームをプレイするための場所の提供もありました(今もある)。
アナログゲーマーの視点でトライソフトを見ると、第一の印象はMTG格安店だけれど、足跡を残したのはカタンの日本語版という独自の商品だったのかなあと思います。
「ReadMe!Girls!の日記・雑記」による、トライソフト店長の情報は悲しいですね。店舗の拡大や縮小、格安でいろいろ輸入販売するのは大変な事だったんでしょうね。