お髭処blog

ドイツのものを中心としたボードゲーム・カードゲームのプレイ記録・感想を中心としたブログです。最新のドイツゲームから、紀元前から伝わるゲーム、旧西ドイツ製のレアゲーム、日本伝統の博打まで幅広くプレイしています。

光の魔術師 インゴ・マウラー展とICCキッズ・プログラム

東京は初台の東京オペラシティアートギャラリーで開催中の、「光の魔術師 インゴ・マウラー展/LIGHT: REACHING FOR THE MOON INGO MAURER」(http://www.operacity.jp/ag/exh74/)に行って来た。
ドイツの人の照明の展覧会。陶器が割れる音が聞こえてくるような照明や、まるで昆虫のような質感が光から感じられるような照明があって、照明も人の心に影響を与えるアートなのだなぁと思う。
透明な板にたくさんの白色LEDを散らすように埋め込んだ、「スターダスト」という照明はとても気に入った。板型の照明は他に見たことがないけれど、これは使ってみたい。
これを見た後はその足でICCへ。本当は寄るつもりは無かったのだけど、コンサートが行われるというので行ってみる。ちょうど今日まで「ICCキッズ・プログラム」(http://www.ntticc.or.jp/Archive/2006/Kidsprogram/index_j.html)というイベントもやっていたので覗く。入場無料になったので気軽に足を運べていい。これが「キッズ」とはあるものの、非常にすばらしく子供で無くてもかなり楽しめるものだった。インタラクティブな展示品が多くすばらしい。
絵に生命を宿らせよう! 《描かれた絵》」は、紙に描いた絵が、映った画面上でバラバラになって動き回るのだけど、これの動き方が面白い。「ちいさな一歩でおおきく変わる! 《フットフォールス》」や、「君の話した言葉が影となって現れる! 《メッサ・ディ・ヴォーチェ》」は、機械を意識せず、自然な動作が映像に影響を与えるのが面白い。また、どれもアナログとデジタルの接続の仕方としても面白いと思う。
その後、喫茶店で食べたケーキに金粉が乗っていたようで驚き。食べた後に皿にそれらしきものが付いていて気づいたよ。食べ物に金粉をのせるのはいかがなものかと思う。
そんな、アートな一日でした。先日国立科学博物館に行った時に購入した「ぐるっとパス」(http://www.rekibun.or.jp/grutto/)が、2000円、国立科学博物館の入場料が500円、東京オペラシティアートギャラリーの入場料が1000円。もう少し色々行ってみよう。