お髭処blog

ドイツのものを中心としたボードゲーム・カードゲームのプレイ記録・感想を中心としたブログです。最新のドイツゲームから、紀元前から伝わるゲーム、旧西ドイツ製のレアゲーム、日本伝統の博打まで幅広くプレイしています。

N901iS - T9入力方式がイイ

9ヶ月ぶりに携帯電話N901iSのレビューを。
N901iSには文字入力の方式が何通りもある。その中でも「T9」方式がとても快適だ。数週間このT9方式を使って、すっかりハマってしまった。
何がいいかと言うと、ボタンを押す回数が少なくていい。読みがな1文字につき1回ボタンを押して、後は変換の操作をすればいい。
どういう事かと言うと、入力したい文字の母音に対応するキーを押せばいい。例えば、「今日」と入力したいときは、「か」「や」「あ」の順に押せば、変換候補に、「今日」、「火曜」などが出てくる。同じ読みの違う漢字を入力したいときは、同じ読みの変換候補にカーソルを合わせてボタンを押すと、他の候補から選ぶ事ができる。ボタンを押す回数が少なくていいので、単純に入力が速くなるだけでなくボタンを押す回数を間違えて違う読みを入力してしまう間違えをしにくくなるし、携帯のレスポンスの悪さに悩まされる事も減る。何より、読みがな1文字につきボタンを押す回数が1回なのは直感に合っていて気持ちがいい。
操作法を読んだときは、変換候補が沢山出てきて変換に時間がかかるのではないかと思ったが、実際にやってみると、文脈を把握しているのか入力したい文字が第一候補に出てくる事が多い。ただ、読みが候補に出てこない場合もあり、その場合は面倒な操作が必要になる。その読みはそれ以降学習されて入力しやすくはなるが、そこで書いている事の流れが止まってしまうのは欠点だ。
N901iSには、1度変換した漢字の候補を覚える予測機能があったけれど、あを入力するには「あ」を1回、「お」を入力するには「あ」を5回押す標準の方法では、記憶が過剰だと感じていた。もしかしたら、この機種はT9入力方式に最適化されているのかもしれない。
直感的で入力も早い。T9方式が使えるNのケータイから離れられなくなりそうだ。