ベスト・クラシック100の感想

最近、ベスト・クラシック100 *1という、有名なクラシック音楽が100曲入ったCDを聴いている。
クラシックのCDを買ったのは初めてで、クラシックを幅広く収録している、入門に適していそうという理由で選んだ。
売り文句の通り、どこかで聴いた様な曲がCD6枚分録音されていてお得感がある。また、ディスク毎にテーマがあって、ただ沢山の曲が入っているのだけでなくまとまりを感じる。CDをかけるのに、どのディスクを聴こうか選択の基準にもなる。
欠点は、元々長時間の曲のいい所・・・というか盛り上がっている所ばかりが抜き出されていて、曲の全体像が伝わってこないというか、鑑賞しにくいというか、曲を楽しむ前に1曲が終わってしまう点。テレビCMで音楽を聴いたり、カラオケの~~メロディー~~メドレーに近い感覚。CDでなく、iPod や iTunes で聴くのにはいいかもしれない。
それでも、このCDのおかげで、今度はしっかり曲の背景を知りながら、曲を長いまま聴きたくなった。今度は作曲家毎に曲が収録されたCDでクラシックを聴いてみよう。