通常携帯電話といえば、上下左右の4方向の方向ボタンと決定ボタンで操作する。ところが、N901iS ではそれに加えて360度動作するニューロポインターがある。これが、901iS シリーズの中で最大のサイズと解像度を持つディスプレイと組み合わさってパソコンの様な操作感覚を実現している。
ニューロポインターは、決定ボタンを兼ねたニューロポインターボタンを斜めに傾けると、画面に矢印が現れ傾けた方に動く機能だ。これを待ち受け画面のアイコンにあわせて決定ボタンを押すと、その機能が起動する。例えば、日付の上ならスケジュール、カメラアイコンの上ならカメラが起動するといった具合だ。アイコンはユーザが自分で追加する事もできる。よくメールを送る相手のメールアドレスやよく電話を掛ける相手の電話番号、よく使うiアプリをアイコンとして待ち受け画面に貼付ける事も可能だ。ちょうど Windows のデスクトップにショートカットを貼付けたり、Mac のデスクトップにエイリアスを貼るのに似ている。
また、メールが届くと待ち受け画面にそのアイコンが表示される。それに矢印を合わせてボタンを押せばメールを読む事ができる。不在着信も同様でアイコンが現れ、それを選択すれば誰から電話がきたか分かる。これはとても便利だし直感的でいい。待ち受け画面を見ればどんな連絡が来ていたか分かるし、それをニューロポインターで指定すればすぐに対応する操作が出来るからだ。
さらに、これは N901iS の大きく解像度も高いディスプレイと相性がいい。たくさんのアイコンなどを表示できるからだ。なお、N901iS のディスプレイは、Docomo 901iS シリーズの中で1番サイズが大きく、解像度はもっとの高い2機種のうち１つだ。
ニューロポインターと大きな液晶画面を採用した N901iS は非常に操作がしやすく使っていて快適だ。
