Wired News の記事によると、プログラミングの基礎を学べるボードゲームがあるらしい。その名も c-jump。ボードゲームとコンピュータの両方が好きな僕としてはわくわくしてしまう。果たしてどんな物なのか。
どうやら、プレイヤーはスキーヤーになって山を滑り降りる早さを競うゲームらしい。
コンピューター・プログラマーのイゴール・ホロドフ氏(写真)が、『Java』や『C++』などのコンピューター・プログラミング言語の基本を楽しみながら学べるボードゲームを開発したのだ。
という記述がある。Java や C++ ということはオブジェクト指向について学べるという事だろうか。オブジェクト指向というのは、プログラミングしてソフトを作る際の設計思想のような物だ。やや応用的な内容になる。c-jump に対する興味がさらに湧いてきた。しかし、さらに記事を読むと次の様にも書いてあった。
「このボードゲームは、条件式を用いて問題を解決する方法を学ぶのに役立つ」と、ウェッセルズ氏は話す。言うまでもなく、条件分岐はコンピューター・プログラミングの基本中の基本だ。
これによるともっと基礎的な事のようだ。真相が気になって c-jump の公式サイトを見てみた。
いきなり山積みの c-jump の箱の写真にびびりながら文章を読んでみる。
c-jump helps children to learn basics of programming languages, such as C, C++ and Java. (c-jump はCや C++、Java のようなプログラミング言語の基本を学ぶのに役立ちます。)
とあった。
Great and unique learning game for kids!
どうやら子供向けらしい。
It teaches the child basic commands of a programming language, such as "if", "else", "switch", and introduces variable "x" concept.
結局のところ、オブジェクト指向を学べるというのは僕の誤解だったようだ。このゲームではプログラミングの基礎中の基礎、条件分岐と繰り返し、変数の概念が学べるらしい。その表記法が前記のプログラミング言語風だという事だ。
さて、ルールのページも読んでみたが面白ろそうかどうかは・・・僕の口からは言えない。buyのページから本体21.95ドル、送料21.00ドルで日本からでも買えるみたいですよ。