お髭処blog

ドイツのものを中心としたボードゲーム・カードゲームのプレイ記録・感想を中心としたブログです。最新のドイツゲームから、紀元前から伝わるゲーム、旧西ドイツ製のレアゲーム、日本伝統の博打まで幅広くプレイしています。

は行

ビッグファイブ/Big Five

ライナー・クニツィアがデザインしたカードゲーム。各プレイヤーに割り当てられたカードを、誰よりも先に全て場に置き切った人の勝ちです。 動物が5種類、それぞれに色が5色あります。 時計回りに手番が回ってきます。ルールの範囲で一度に複数のカードをだ…

パンでさよなら!/Pan T'es Mort!

ゲームの前半では、《ハゲタカのえじき》風のゲームを行って手持ちカードを増やす競争をします。 後半は負け抜けのロシアンルーレットです。ここで最後まで生き残ることを目指します。 後半では、前半で獲得したカードを支払うことでパスができます。パスを…

フェイスカード/Facecards

人間の顔や動物の顔、顔のように見える物体のいずれかが描かれたカードを使用。 1枚を伏せてテーブル中央へ。手元にももう1枚。それぞれできるだけ似たものを選びます。中央に出したものは他のプレイヤーが出したものと裏向けたまま混ぜて、表向けます。そし…

フリークショップ/Freak Shop

フリークショップは、不思議な、独特なプレイ感を持つカードゲーム。 カードには数字が印刷してあります。数字は1から10があります。カード構成は1が枚数多く、10は少ない。 場札と、公開した手札があります。 手番がきたら、一度手札と場札とを交換します。…

バザリ(バサリ)/Basari

こう思った! これはまるで《ハゲタカのえじき》を立派にしたボードゲームだと。 毎ターン、各プレイヤーには3つの選択肢があります。それを示すタイルを持っていて、裏向きに1枚出し、皆で一斉に表に向けます。3人以上が同じ選択をしてしまうと、その人達は…

111(111カードゲーム)/myRummy 111

原題は《myRummy 111》。メビウスゲームズによる邦題は《111》。そして、今度アークライトゲームズから発売される日本語版は《111カードゲーム》。 ルールは極めて単純。そしてラミーではない印象(笑) Rack-o(ラックオー)カードゲームと呼んでも良さそう…

ザ・バクダン/Die Bombe

近年 New Games Order より(おそらく名作枠で)日本語版も発売された《ザ・バクダン》の昔の版で遊びました。 極度に小種類のコンポーネントだけで構成されたカードゲーム。これはすごい。 競りゲーです。お金で数字の書いたカードを競り落とします。同時入…

パンデミック:レガシー シーズン2/Pandemic Legacy: Season 2 (プロローグまで、ネタバレなし)

昨年世界で高評価を得た《パンデミック:レガシー》の続編。ネタバレにならないよう開封時コンポーネントからわかること、ルールからわかる事、「プロローグ」までプレイしての内容とします。 前作では病気で滅びに向かう人類を救うべくゲーム内時間で12ヶ月…

バック・トゥ・ザ・フューチャー カードゲーム/Back to the Future: The Card Game

映画・バック・トゥ・ザ・フューチャーをカードゲーム化。各プレイヤーの行動が歴史に影響を与えます。自身が望む(カードで指定された)歴史に盤面のイベント表を書き換えたら、ブラウン博士にタイムマシンを発明してもらって勝利! 派手な効果のカードが多…

フリキー/Freaky

レオ・コロヴィーニによるデザインの小箱カードゲーム。 各カードには、数字、円の背景色、カード全体の背景色があります。 それを毎手番、規則に従って手札から場に並べます。 4枚同じ要素のカードを並べると得点として引き取る事ができるので、3枚並んだ状…

俳聖 秋冬編

新作ゲームのテストプレイに参加させてもらいました。基本的にシステムもカードも出来上がっていて、最終調整の段階だそう。 《俳聖 秋冬編》では、配られたカードの言葉を使って俳句を詠みます。 想像力が足りなくて追加カードを引きますが、引き過ぎて利用…

ふたつの街の物語/Between Two Cities + Capitals 拡張

ふたつの街の物語は、各プレイヤーが担当する都市を発展させ、その程度を競うボードゲームです。大きな特徴であり面白いのが、2つの都市を担当することです。そのうち一つは右側に、もう一つは左側に置きます。そして、右側の都市はそちら側のプレイヤーと共…

ババンク/Vabanque

純粋に読み合いのゲームで実に面白い。 コンポーネントもルールも実に単純。少し豪華なお金チップも気分を上げる。箱絵のおっさんも良い。 あのレオ・コロヴィーニとブルーノ・フェドゥッティによるデザイン。 レーニンとトランプがいる。 このブログの関連…

フッチカート/Futschikato

フッチカート。ドイツ語版は《Futschikato》。英語版は《Fuji Flush》。中国語版は《富士流》。Fから始まるゲームを作り続ける緑色の人・フリーゼによるデザイン。 他のゲームにはない独特のプレイ感を持つカードゲーム。 いい判断をした方が勝ちやすいけれ…

ハイソサエティ/High Society

ライナー・クニツィアによるデザインの競りゲーム。極度にそぎ落とされたコンポーネント。しかし、そこにある数値は数学的なセンスを感じさせる構成。かといって展開は冗長にならず、相場すらも駆け引きで決まるように思える。それにしても、コンポーネント…

フォーミュラD/Formula D

F1レースすごろくゲーム。 すごろくと言うとゲーム好きは馬鹿にしがちな気がしますが、これはかなりの高品質ゲームです。10点満点で10点をつけてもいいくらい。 ダイスを振って車を動かし、コースを一周する速さを競います。それだけだと、ただダイス目が大…

ペアーズ・ロングシート/Pairs Long Seat

テンデイズゲームズが募集した《ペアーズ》の新ルール。その入選作《ロングシート》で遊びました。 ロングシートはギャンブル的なゲームだと感じました。ペアーズ的なシンプルなルールと短いプレイ時間を備えています。 得点するには、一度バーストしてカー…

レーパーバーン/Reeperbahn

レーパーバーン。ドイツの歌舞伎町みたいな所らしい。英語版タイトルは《Times Square》。持ち込んだnemmyさんによれば、グループSNEより日本語版が出るそうです。 2人用、ライナー・クニツィア作。カツカツです。 ゲーム盤のキャラクターAを動かすためにはB…

プールポジション/Pool Position

好きなボードゲームがありまして、プールポジションという「ポールポジション」のダジャレですが、夏の始まりのこの季節になかなかいいのです。内容はジョークに終わらず、正統派の作りになっています。 各プレイヤーはプール隣のデッキチェアの場所取りをし…

ブルゴーニュカードゲーム/Die Burgen von Burgund Das Kartenspiel

ボードゲーム《ブルゴーニュ》のカードゲーム版。つまり、中身はカードだけでできています。 僕はブルゴーニュは未プレイ。 面白いと思ったのはシステムで、ほとんどのカードにダイスの目が印刷してあるのに、ダイスは使いません。 毎手番カードをめくっては…

ヴェネチアの柱/Die Saulen von Venedig

水上都市ヴェネチアは、干潟に大量の杭を打ち込んで、その上に地面を作り、都市にしたそうです。 このゲームはそれを再現しています。 ゲーム盤には海が印刷されていて、そこに柱駒を置きます。さらに地面のタイルを置いたら得点です。 ルールはとても簡単で…

バンパイアクイーン

ほぼトランプの大富豪(大貧民)との評。しかしながら、バンパイアスレイヤー(名前がかっこいい)が一味違います。 そういうシンプルなゲームはプレイヤーに蓄積したテクニックの差が出ます。勝つよりも負け点を少なくした者が最終的に勝つのだと気付いて実…

バハムートゲート/Bahamut Gate

ゲームマーケット2016春新作ボードゲーム。今回途中2体目のモンスターに勝利するところまでプレイ。 ドット絵風のイラストが素敵。ドット絵風なだけでなくかわいい。 今世界で人気のパンデミックレガシーを彷彿とさせるシステムとなっています。閉じられた紙…

ヘックメック拡張セット/Heckmeck Extrawurm

ヘックメックは僕の考える鉄板ダイスゲームですが、それの拡張セット。 ヘックメックらしさが残ったままの拡張で好印象でした。ただし、多少複雑にはなります。 ゲームを派手にする要素と、うまくいかなかったときの救済が入ったという感じ。 ヘックメックが…

ヒゲダンディ

ヒゲダンディ。すなわち髭。 新作同人ゲーム。 手札は一枚。配られたカードをインディアンポーカー風に、他の人たちに向けて持ちます。ただし口元に。 手番が回ってきたら降りるかどうかを選択。最後は一番大きな(幅が広い)ヒゲの人が勝ちです。つまり、他…

ペアーズ・スポーツルール/Pairs

ペアーズは、1は1枚、2は2枚、3は3枚……10は10枚という構成の汎用カードゲームです。 今回はスポーツルールをプレイ。 数字をフォローする、マストフォローのトリックテイキングとでも言えばいいでしょうか。カードを出すことができなければパス。最初に手札…

カンブリア紀古生物花札・開封

蟲さんに《カンブリア紀古生物花札》をもらいました。感謝。 どうも検索してみた限りだとクラウドファンディングで実現したプロジェクトのようです。 アノマロカリスなどのカンブリア紀古生物の柄の花札を作りたい!(菅原紫穂(カンブリ屋)) - READYFOR (…

面白いボードゲーム2015年トップ10・1-3位

トップ3の発表! 遊んだボードゲームに面白い順番をつけようなんて意味がないと思っていました。しかし、そのときに撮った写真などを順に眺めていると、記憶に残るゲームやまた遊びたくなるゲームなどが確実に存在するわけです。それらを抜き出して記録する…

面白いボードゲーム2015年トップ10・4-6位

4位から6位の発表! 遊んだボードゲームに面白い順番をつけようなんて意味がないと思っていました。しかし、そのときに撮った写真などを順に眺めていると、記憶に残るゲームやまた遊びたくなるゲームなどが確実に存在するわけです。それらを抜き出して記録す…

プチ・パスティーシュ/Petite Pastiche 2015年8月うりぼうの会 その2

≪高松/Takamatsu≫に続き、≪プチ・パスティーシュ/Petite Pastiche≫を遊びました。 絵画を完成させるのが目的です。それぞれ必要な絵の具の色があります。それを、手持ちの絵の具を混ぜ合わせて作っていきます。オリジナリティ高い! この絵画が名画ばかり…