お髭処blog

ドイツのものを中心としたボードゲーム・カードゲームのプレイ記録・感想を中心としたブログです。最新のドイツゲームから、紀元前から伝わるゲーム、旧西ドイツ製のレアゲーム、日本伝統の博打まで幅広くプレイしています。

あ行

エバーデール 拡張 真珠の入り江/Everdell: Pearlbrook

エバーデールを拡張の真珠の入り江入りでプレイしました。僕はエバーデールは未プレイ。今回4人でプレイしました。エバーデールはワーカープレイスメントのゲームです。同時に「ドミニオン」やトレーディングカードゲームが好きな人向けの要素もあると思いま…

アズール:サマーパビリオン/Azul Summer Pavilion

アズールシリーズ第3段の「アズール:サマーパビリオン」を遊びました。今回4人でプレイ。元祖のアズールや2作目同様、半アブストラクトなパズル的頭脳ゲームです。デザイナーのキースリングはいい仕事しています。同時に厚みあるタイルや高さのあるタワー(…

おろかな牛/Blode Kuh

おろかな牛は、たった4種類の動物カードと得点(失点)を表すカードだけで構成されたカードゲームです。日本語版にはゲームストアバネストのロゴも入っており、期待が高まります。今回は3人でプレイ。手札を他のプレイヤーよりも早く出し切り無くすことを目…

オデッセイ・ポセイドンの怒り/ODYSSEY la Ira de Poseidon

レオ・コロヴィーニによるデザインのボードゲームです。協力ゲーム。ゲーム仲間がスペイン語版の珍しいゲームを輸入しました。「オデッセイ・ポセイドンの怒り」はその人による仮訳です。協力ゲームとは書きましたが、パンデミック型の全員でシステムと戦う…

王への請願/Um Krone und Kragen

王への請願はダイスゲームです。BoardGameGeekによれば2006年発売ですが、近年日本語版が登場しました。十数年前にドイツ語版をプレイしましたが、最近日本語版をプレイ。イラストがだいぶ違います。ゲームそのものは変わっていなさそうです。最初、プレイヤ…

アレクサンドロス/Alexandros

レオ・コロヴィーニによるデザインのボードゲーム。Winning Moves 社の中箱シリーズ。つまり、僕好みのボードゲームの予感がします。 数学的で、設定・テーマ・モチーフ的なものがナゾのコロヴィーニ的作品。 陣取りゲーム。 移動に使った場札が手札となる独…

オイそれはオレの魚だぜ(それは俺の魚だ!)/HEY, That's My Fish(Pinguine!)

オイそれは俺の魚だぜは、ド定番アブストラクトゲーム。タイルの初期配置とプレイヤーの座席順以外に運の要素はありません。ペンギンを動かして氷の下の魚を取ります。そして、取った魚の数を競います。床面の氷を表すタイルはどんどん減ってゆきます。タイ…

アンダーウォーターシティーズ/Underwater Cities

アンダーウォーターシティーズは、3時間かかる重量級ボードゲームです。今回4人でプレイ。海底に都市を建設したり、周辺施設を建設して勝利点へと結びつけます。各設備には生産機能があります。拡大再生産です。カードごとに異なる特殊能力のテキストが印刷…

インフェルノ/Inferno

ライナー・クニツィアによるデザインの小さなカードゲーム「インフェルノ」。12年程前に初プレイして以来気に入って購入。数年ごとに出してはプレイしています(初プレイは高円寺盤遊会だったかもしれない)。今回は7人でプレイ。最大人数の7人、かなりいい…

マクドナルド・ハッピーセットの「ウノ/UNO」

日本でとても人気があるUNOです。海外事情はわかりませんが、1990年頃、パリに住む従兄弟が来た際に(言葉は通じませんでしたが)僕が持っているUNOを見て、「ウノわかるよ!」って感じで遊んだのを覚えています。手札を最初に出し切った人の勝ちです。カー…

アクロス・ザ・ユナイテッドステイツ/Across the United States

アクロス・ザ・ユナイテッドステイツは、OKAZU brand による最新同人ボードゲームです。同人といっても同サークルの林尚志さんによるボードゲーム・カードゲームは複数の海外出版社よりいくつも製品化されており、いつも高完成度です。僕はイラストも好きで…

エコノス/ Ekonos

株式売買ゲームです。12年前の2007年以来2回目のプレイ。今回は5人でプレイ。「みんな、バスに乗り遅れるな!」とか、「今後伸びますよ」とか、「ドミナント戦略」とか言いながら遊びます。地図上で会社を設立する場所が重要であると同時に、どの株をどれだ…

ヴィネチア/Venedig

10年位前に遊んだことがあるなー、確か前日にメビウス便でついたばかりと聞いたようなー、と思ったら既に12年まえでした(→ 2月28日 第86回「水曜日の会」)。今日聞くとカルカソンヌのデザイナーによるゲームらしく、過去とは別の視点で見ることができそう…

アズール:シントラのステンドグラス/AZUL Stained Glass of Sintra

昨年高評価を得たボードゲームの続編。前作の出来はちょっと奇跡的でした。このブログには珍しい新作です。まずはコンポーネント・用具の豪華さに目がいきます。たくさん売れると見込んでいるのでしょうね。ガラスに見立てた透明の大きなコンポーネントを握…

アメン・ラー/Amun-Re

アメン・ラーはライナー・クニツィアによるデザインの3時間級競りボードゲーム。2003年発売(最近発売されたアメンラーカードゲームは別のゲームです)。 3時間と長時間ボードゲームですが、まだ90年代の流れを感じる、そこまで複雑でないルールと、プレイヤ…

オー・マイ・グーッズ/Oh My Goods!

二ムトサイズの小箱にイマドキの本格派ゲームを連想させる箱絵。 カードだけで構成された、本格的拡大再生産ゲームでした。繰り返しプレイしたくなるやりこみ系の印象。 サンファンを連想させる、生産物を裏向きのカードで表現するシステム。 初期配置の建物…

王と枢機卿/Kardinal und Konig

ミヒャエル・シャハト(シャフト)の代表作という人もいるボードゲーム。あるいは3人でプレイするには最も面白いゲームという人も。緻密に作られたエリアマジョリティ・陣取りとハンドマネジメントのゲームです。 今回は4人でプレイ。 手札は3枚。選択肢の少…

インディアンサマー/Indian Summer

ウヴェ・ローゼンベルグによるデザインのインディアンサマー。 見た目からは同作者によるコテージガーデンの続編かと思わせます。箱に「II」とも印刷されています。 各プレイヤーは自身専用のゲーム盤を持ちます。碁盤の目状に線が引いてあります。そこに、…

アズール/Azul

今人気で手に入らないと話題のアズール。「平日夜 溝の口ボドゲ会 に初参加」でプレイしました。 それぞれのプレイヤーがゲーム盤を持ち、そこに色別のタイルを並べて得点を競います。 単にタイルを置くと1点ですが、直列にタイルが並ぶように置くと得点が多…

市場のお店/Auf Heller und Pfennig

ライナー・クニツィアの1994年ボードゲーム作品。これがリメイクされたのが現在発売中の《ライナー・クニツィアのキングダム》。 長年名作と聞きつつこの日が初プレイ。 90年台ドイツらしい、クニツィアらしい、シンプルなルールとコンポーネント。 少数のコ…

アトランティス/Atlantis

レオ・コロヴィーニによるデザインのボードゲーム。 沈みゆくアトランティスから、自分の色のコマを他の人よりも早く脱出させます。 移動路はタイルです。毎回並び順が変わり、展開も変わります。 手番には手札を一枚出し、コマを前方で最初の同じ絵柄タイル…

アクシオ/AXIO

アクシオで遊びました。どこか見覚えのあるボードゲーム…そう、ライナー・クニツィアによる定番ボードゲーム《頭脳絶好調》(=《インジーニアス》→2010年1月自宅2人ゲーム会)の続編的ゲームです。 つまり、パズル的論理性を求められるアタマを使うボードゲ…

オキドキ/Okey Dokey - うりぼうの会2016年12月 ゲームマーケット祭の回

OKAZU brand による同人ゲーム。同サークルはいつもハイクオリティなゲームを世に出し、国内外で製品として出版されるゲームがいくつもあります。スモールパブリッシャーと呼んだ方が正確かもしれません。 記事を書く上で情報公開しますと、OKAZU brand の方…

ウィザード20周年版/Wizard Jubilaumsedition

日本のおもちゃ売り場でも良く見かけるウィザードの20周年版。 僕もヨドバシカメラで買ったGP社の日本語版(20周年記念版でないもの)を長年家に積んでいます。この日本語版パッケージ(2008年の日本選手権大会の帯が付いているのでその頃の購入品と思われる…

受け将棋をAmazonで購入

Amazonで「裏白ゲーム(受け将棋)」を買いました。 800円+送料手数料500円。 「ごいた」も受け将棋の流れを引いているといいます。 さて、ごいたは、受け将棋の末裔と思われる。この手のゲームには青冠、芋将棋、いろてん、まる将棋などがあるが、いずれも…

面白いボードゲーム2015年トップ10・7-10位

「面白いボードゲーム2015年トップ10・ノミネート作品」の続きです。 さて、誤解がないようにしていただきたいのは、僕が挙げるゲームが「他の多数のゲームと比較」して「優れている」とか「面白い」ということではなく、僕が遊んだ中で特に面白かったと時間…

《イスタンブール/Istanbul》 - 高田社長ボードゲーム会 その2

「《オルレアン/Orleans》 - 高田社長ボードゲーム会 その1」の続きです。 年間エキスパートゲーム大賞・2014年受賞作です。 これはとてもよいドイツゲーム的ボードゲーム! シンプルでありながら奥深く戦略的。プレイ時間も1時間を切る手軽さ。素晴らしい…

《オルレアン/Orleans》 - 高田社長ボードゲーム会 その1

イラストがとてもかわいい。なぜかドット絵を思い起こします。 2月に都内某所にて、高田社長(ハンドルネーム。高田さんでも社長でもない)と4人でボードゲームを遊ぶ会。 高田社長、djangoさん、nemmyさんと私。 この日のメインディッシュは《オルレアン/O…

インシディアス 7/Insidious Sevens - WGG 2015年4月例会 その5

WGG 2015年4月例会で、《インシディアス 7/Insidious Sevens 》をプレイしました。 全員今回が初プレイ。全員が「マストフォローのトリックテイキング」といえばどのようなゲームか通じるメンバー。 インシディアス7は、ビッドのあるマストフォローのトリ…